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この奇妙なギャップの帰結は

みなさんこんにちは。

ここ一年ほど先進国の株価は、どこも上がっていますね。

これに対して新興国はと言いますと、
対象的といってよいほどの不調です。

以下は年初来の先進国株、新興国株の騰落率です。

□先進国

・米国(NYダウ)+22.3%
・日本(日経225)+50.6%
・ドイツ(DAX) +20.8%
・英国(FTSE) +11.2%
・フランス(CAC) +13.4%

□新興国

・ブラジル -16.1%
・タイ -2.0%
・インドネシア -2.4%
・メキシコ -1.0%
・中国(上海総合) -1.4%

私は長年相場をみてきましたが、先進国株がこれほど明確に、
かつ持続的に新興国株を凌駕し続けるのを見た記憶がありません。

そもそも一国の株価は、その国の経済の一表現にすぎません、
従って高成長国の株価はより早く上昇し、成熟国の株価の上昇は、
緩やかなものになるはずです。

にも関わらず、なぜこのような不思議な逆転現象が
起きているのでしょうか・・

私は二つの要因を挙げたいと思います。

一つ目は市場参加者の心理です。

マネーは人間の心理によって動きやすいもの。

このような奇妙な動きも所詮は理屈ではなく、
QE縮小を懸念したマネーが、新興国から逃げ出し、
比較的安全とされる先進国に流入した結果、
起きているのでしょう。

つまり心理的な要素が大きいのではないかと
私は思います。

二つ目は新興国の実体経済の変調です。

確かに新興諸国の経済をみますと、ここ数四半期、
経済成長率は減速しています。

従ってここ一年の新興諸国株の低迷は、
実体経済を素直に反映した結果ともいえるでしょう。

このように心理的要因と、実体経済の反映が重なった結果、
株価の逆転現象が起きたといってよいのではないでしょうか。

では今後も新興国株の低迷は続くのでしょうか、
そして先進国株と新興国株の『奇妙なギャップ』は、
まだ続くのでしょうか。

この点について考える場合、私たちはまず実体経済の
行方を予想しなければなりません。

ここ一年の新興国経済の不調を冷静に振り返ってみますと、
その原因を、昨年(2012年)の先進国経済の低迷まで
さかのぼることができます。

つまり2012年を通して見られた日米欧経済の低迷が、
約1年の時間差で、今年の新興国経済に悪影響を及ぼした
といってよいでしょう。

言い換えれば今年の成長鈍化は、新興諸国側の問題ではなく、
外的要因によって起きたといえるわけです。

では今後はどうでしょうか。新興諸国を取り巻く外部環境に、
変化はあるのでしょうか。

まずは米国のQE縮小問題ですが、そもそも米国の景気がいいから
QEを縮小するわけです。米国だけでなく、日欧中など世界経済の
メインプレーヤーの経済見通しは、決して悪くはありません。

このような外部環境の好転は、同地域の実体経済に好影響を
及ぼすはずです。

よく考えてみれば当然ですよね、日米欧中の経済がソコソコいいのに、
新興国の経済だけが反対むいて動くはずがありません。

では実体経済におけるこのような変化は、
これからマネーをどのように動かすのでしょうか。

集団心理は一方向に傾きやすいもの、株式相場もしばらく
下向きの呪縛から逃れることは難しいでしょう。

ただ来年のいずれかの時点、1-3四半期か、
それとも4-6四半期か・・・

一部の新興国の実体経済に、好転がみられる場面が
訪れるだろうと私は思います。

そのあたりがこの『奇妙なギャップ』が解消される、
起点になるような気がしています。

 


では今回はこのへんで。
(2013年12月10日)


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