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MLPについて考えてみる

みなさんこんにちは。

ここ数年、米国でシェール・ガスやシェール・オイルの開発が
急速に進んできましたね、この技術は単に米国一国の問題に
とどまらず、世界全体のエネルギー価格や需給を一変させる、
大きな流れを作りつつあるといってよいでしょう。

さらにシェール革命は、金融の分野でもあたらしい
商品を生み出しつつあります。

例えばMLPです。

MLPはMaster Limited Partnershipの略で、米国のエネルギー
関連施設への共同投資形態として1980年に始まりました。

まあ一種のファンドといってよく、ニューヨークやナスダックに
上場されており、株式同様に売買可能です。

MLPの投資対象は、それこそ銘柄によってさまざまですが、
現在は主に石油や天然ガスなどのパイプラインが中心で、
これらだけで全MLPに占める割合は80%を超えています、
他にも石油の精錬施設や貯蔵設備を保有するMLPもあります。

現在では上記のようにシェール・ガスやシェール・オイルの
輸送のニーズが米国内で高まっており、急速に注目を集めつつ
あるといってよいでしょう。

なおMLP全銘柄の時価総額は、この10年間で約8倍の約42兆円に
達しています。

さらに最近では個別のMLPだけではなく、MLPインデックスに
連動するETFやETNが、ニューヨークの株式市場に多数上場
されています。

MLPの運用形態はREITに似ているとよくいわれます、
REITは現物不動産を所有し、そこから得られる賃貸料収入を
主な収入源としていますが、MLPの収入源は、所有するパイプラインや
精錬設備から得られる利用料です。

両者の投資対象は異なりますが、このような仕組みはよく似ている
といえるでしょう。

さらに投資家への利益配分の仕組みもよく似ています。

ご存知のようにREITは得られる賃借料の大半(日本の場合は90%以上)
を投資家に配分することによって、税法上の優遇をうけることが
できますが、MLPも同様で、得られる利用料の大半を投資家に
配分いたします。

このような共通点を持った両者ではありますが、
いくつかの相違点もあります。

まずは両者の配当利回りの差です。一般に米国REITの場合、
投資家が得られる配当利回りは現状で3.5%程度ですが、
MLPのそれは随分高くて6.5%ほどにもなります。

シェール革命の進行によって、MLPが所有するインフラ設備の
利用ニーズが高まっているからでしょう。

さらにもう一つの違いとして私が挙げたいのは、
価格変動リスクの違いです、REITの価格変動はかなり激しく、
株式を上回る傾向にあります。

これに対してMLPはといいますと、その値動きは比較的
安定しているといってよいでしょう。

私はこの違いは、一つは投資対象である不動産とインフラ設備の
流動性の違いによるものだと考えています。

確かに不動産は株や債券ほどの流動性はありませんが、
それでも一定の流動性はあるといえるでしょう。

たとえばREITが所有する商業ビルが機関投資家に
売却された、などといった話はよくあります。

これに対しMLPが保有するインフラ設備はどうでしょうか、
もちろんまったく売買が成立しないということはありませんが、
それでも不動産ほど短期で売買することもないはずです。

言い換えれば、売買事例が少なく、その価値を市場が織り込み
にくいのではないでしょうか、つまり価格の変動がおとなしい
というわけです。

あるいは両者の契約期間の違いも一因として挙げてよいかも
しれません。一般にREITが顧客、すなわち賃借人とかわす契約は
せいぜい1年から数年といった短期が主流だと思います、
これに対しMLPがガス会社や石油会社とかわす利用契約は、
一般的に10年程度と長く、その間の収益が約束されている場合が
多いようです。

このような点からも、MLPはREITに比べ、価格が安定して
いるのではないかと私は思います。

いずれにしてもこれは投資家にとって、さきほどの配当利回り
の高さとあわせて魅力といえるでしょう。


世界に好影響を与える新技術開発し、さらにその輸送手段の確保を
MLPという新手法で行う・・しかも市場で流通する余剰のマネーを
活用して。

米国という国は、いろいろ問題を起こすこともありますが、
金融分野における新技術という点でも、世界に類をみない
開発力をもっているといえるでしょう。

 

では今回はこのへんで。
(2013年11月12日)

このBlogを書いているのは

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