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独立FP法人 銀座なみきFP事務所

銀座なみきFP事務所

このBlogの著者田中のメルマガ『一緒に歩もう!小富豪への道』
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小さなバブルは小さくはじけ、大きなバブルは大きくはじける


みなさんこんにちは。

 

小さな風船は小さくはじけ、
大きな風船は大きくはじける。

 

難しい物理学の知識がなくても、
だれもが知っている現象です。

 

金融の世界のすべてが物理学で説明できるとは思いませんが、
ことバブルに関していえば、この風船の事例と似た性質をもっている
ように僕は思います。

 

バブルがまだ小さいうちに破裂すれば、
その被害は少なくすみ、


逆に大きく育ってから破裂すれば、
その影響は甚大なものになるということです。

 

いま僕は週明けから続いている、
世界的な株価急落を意識しながらこのメルマガを
書いています。

 

小さなバブルは小さくはじけ・・・

 

大きい小さいは主観ですが、
僕の感覚から言えば、今回の株バブルは比較的
小さかったのではないかと思います。

 

 

→続きは以下サイトでお読みいただけます。

 

(株)銀座なみきFP事務所 公式サイト

http://www.ginzafp.co.jp/info/180215.html

 

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2018年型ポートフォリオを考える

 

みなさんあけましておめでとうございます、

今年も銀座なみきFP事務所とこのメルマガをよろしく

お願いいたします。

 

さて今回は年頭恒例の「2018年型ポートフォリオを考える」です、

初めて今回のメルマガをお読みになる方は、さぞ驚かれるのでは

ないでしょうか。

 

なにしろ分量が多いです。原稿用紙に換算したことは

ないのですが、多分20枚くらいになるんじゃないかと思います。

 

それでも思いつくままに書いているんじゃなくって、

長いこと構想を練ってます、例年12月の初めから考え始め、

ひと月ほど考え続けます。

 

すでに頭の中にはイメージはあるのですが、一体どうまとまるのか

実は自分でもよくわかりません・・・

 

「何をゴチャゴチャ言ってるんだ」と怒られそうなので、

そろそろ本題に入りたいと思います。

 

今回のメルマガは大まかに以下3つのパートからできています。

 

  1. 今年の重要ポイントと地域別経済の予測
  2. 各種相場の流れと投資スタンス
  3. 2018年型推奨ポートフォリオ

 

ではしばらくの間お付き合いください。

 

  1. 2018年相場の重要ポイント

 

→続きは以下サイトでお読みいただけます。

 

(株)銀座なみきFP事務所サイト

→続きは以下サイトでお読みいただけます。

 

http://www.ginzafp.co.jp/info/180118.html

 

 

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来年以降を少し予想してみる


みなさんこんにちは。

 

いつもこのメルマガの年初は、「〇〇年型ポートフォリオを考える」
で始めさせていただいておりますが、今回は予告編で少しだけ
来年以降の日本についてお話ししたいと思います。

 

来年の日本経済は物価の上昇に焦点が当たると僕は思います。

 

「脱インフレ傾向」がますます明確になり、
少しインフレ的な雰囲気になってくるのでは
ないでしょうか。

 

黒田さんの2%インフレにはまだまだ距離はありますが、
年の後半あたりには1%(注)を超えてくる可能性が高い
でしょう。

 

注)生鮮食品を除く消費者物価指数ベースです

 

そう考える大きな理由は人手不足感の台頭で、
運輸・サービス業や建設業などを中心に、人手不足感が
高まってきました。

 

この人手不足感は遅れて賃金の上昇をもたらし、
いずれ物価に波及いたします。

 

円安によって輸入物価のみが上がるという
円安起因型のインフレではなく、これは日本経済に
とって理想的な循環といえるでしょう。

 

つまり

 

 

→続きは以下サイトでお読みいただけます。

 

(株)銀座なみきFP事務所サイト

→続きは以下サイトでお読みいただけます。

 

http://www.ginzafp.co.jp/info/180111.html

 

 

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ビットコインバブル考


みなさんこんにちは。

 

長い間生きてまいりますと、
何度となくバブルを経験するものです。

 

大きいところでは1980年代のバブル。


比較的近いところでは2000年ごろ起きたITバブルです。

 

今から振り返ると異常だったとわかるのですが、
渦中にいるとなかなかバブルに気づかないのが不思議です。

 

例えば1980年代のバブル時は、
株のPERが60倍を超えていました。

 

PER60倍などどう考えてもおかしいのですが、
証券会社は企業の一株利益に不動産の含み益を足しこんだ、
Qレシオという変な指標を考え出し、株価の妥当性を
説いたものです。

 

後から考えると、その不動産自体がバブル化していたという
笑い話しです。

 

 

→続きは以下サイトでお読みいただけます。

 

(株)銀座なみきFP事務所 コイン専門サイト

http://www.ginzafp.co.jp/info/171220.html

 

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日本株の史上最高値更新はあるか


みなさんこんにちは。

 

ここのところ日本株が急騰していますね、
昨日も日経平均は400円近く上がり、
なんでも25年ぶりの高値水準だそうです。

 

25年前といえば1992年で、
日経平均は1989年につけた史上最高値38,957円からの
急落過程にありました。

 

そういえば僕は当時30歳で、
大阪で若手サラリーマンをやっていました・・

 

よく10年一昔などといいますが、25年前ともなれば
遠い夢を振り返るような気すらします。

 

25年たって元に戻った日本株ですが、ここからさらに
上昇するようなことがあれば、史上最高値38,957円奪還への
道のりということになります。

 

株価は会社の価値の投影です。

 

個別の会社という細かいお話ではなく、会社という存在が、
各々の個体の価値増殖を目的に、成長し続けるものだとすれば
どうでしょう。

 

 

→続きは以下サイトでお読みいただけます。

 

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http://www.ginzafp.co.jp/info/171117.html

 

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北朝鮮リスクと日本株


みなさんこんにちは。

 

ここのところ日本株が下げ気味ですね、
一時は2万円をうわまわっていた日経225も、
最近は19,000円の前半まで下げました。

 

一方で企業の業績のほうはどうでしょう。

 

今期(2018年3月期)の業績予想を見ますと、
全上場企業の平均で対前年比13.6%の増益(注)となっています。

 

注)第一四半期終了時点の数字です

 

期初時点での増益予想は10.5%でしたので、
わずか3か月ほどの間に、3%ほど利益水準が
上方修正されたことになります。

 

増益の内容をみても、よくある為替要因ではない、
受注環境の好転によるものが多く、どうやら一時的なものや、
外部要因によるものではなさそうです。

 

つまり業績は極めて好調だといってよいでしょう。

 

にもかかわらず株が売られるという「ねじれ現象」は、
なぜ起きているのでしょうか。

 

 

 

→続きは以下サイトでお読みいただけます。

 

(株)銀座なみきFP事務所 公式サイト

 

http://www.ginzafp.co.jp/info/170914.html

 

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2017年型ポートフォリオを考える

 

新年あけましておめでとうございます、

今年もこのメルマガと銀座なみきFP事務所を

よろしくお願いいたします。

 

さて新年一回目のメルマガでは、恒例の今年の相場予想を

送らせていただきます。

 

初めてお読みになる方は、あまりに長いのでビックリ

されるかもしれませんが、年初恒例のロングメルマガですので、

よろしければお付き合いください、毎回毎回こんな長いわけでは

ありませんので・・・

 

ただこの年初メルマガの予想は手前みそながら

毎回精度が高く、今年一年の皆さんの資産運用に、

参考にしていただける部分もあるのではないでしょうか。

 

前置きはこれくらいにして、以下は今回の構成です。

 

1.今年の重要ポイント

2.地域別経済の予測

3.各種相場の流れと投資スタンス

4.2017年型推奨ポートフォリオ

 

例年通り今年もソコソコ長くなると思います。内容は

後になるほど少しずつ具体的な話になってゆきます。

 

お忙しい方は12を読み飛ばしていただいても大丈夫ですが、

12を合わせてお読みいただくことにより、より分かりやすく

なると思います。

 

1.2017年世界経済のポイント

 

まず今年の世界経済を考えるうえで、重要な要素を

いくつか挙げたいと思います。

 

1)アメリカ新大統領の経済政策

 

トランプ次期大統領の経済政策の特徴として

 

・法人税と所得税の減税

・大規模なインフラ投資

・規制の緩和

 

3点を挙げることができますが、おそらくこの経済3点セットは、

かなり高いレベルで実行されると思います。

 

一方で実体経済への影響という意味ではどうでしょう、これらの

政策はいずれも即効性に乏しく、少なくとも2017年の米国経済を

大幅に引き上げることはないでしょう。

 

昨年の大統領選挙以降、株や債券、為替などすでに上記を

織り込む形で大きく動きましたが、相場は本来の効果をかなり

先食いしてしまった可能性が高いのではないでしょうか。

 

2)中国経済のゆくえ

 

数年前までの話題といえば中国の外貨準備の膨張でしたが、

昨今では様変わり、逆に中国からはマネーが逃避し、外貨準備

の急減が世界の心配事になりつつあります。

 

中国発の経済危機は起きないか・・・

市場ではこんな声も聞かれ始めました。

 

ただ足元の経済を細かく見ればどうでしょう、

マネーの流出は止まる気配がありませんが、実体経済のほうは

政府の下支え策の効果もあり、循環的な回復過程に入ったと

いそうです。

 

輸出や輸入の実績、

製造業の景況感指数、

小売売上高

 

などの直近の推移を振り返りますと、

どうやら中国経済の底は昨年央だった可能性が高いと思います。

 

従って今年一年という時間軸で申し上げるなら、

中国経済が我が国やアメリカ、そして世界経済の足を

大きく引っ張る心配はないでしょう。

 

ただし同国の経済政策に対しては相変わらず注意が必要

だと思います、例えば今年一年で変動相場制に移行することは

無いにしても、マネーの流出を止める強めの政策は不可避でしょう。

 

昨年の前半や一昨年の夏のように、それが世界の株や為替の

変動要因になる可能性は高いのではないでしょうか。

 

3)ヨーロッパの政治

 

昨年のBrexit以降、ヨーロッパで孤立主義の動きが台頭して

きましたね、今年も年初からフランスの大統領選挙、

イタリアやドイツの総選挙など欧州は政治の季節を迎えます。

 

なかにはイタリアのように、あからさまにEU離脱をうたう

政党の台頭もあり、選挙の行方によってはEU崩壊の懸念が、

年内どこかで世界を揺るがすかもしれません。

 

 

 

では上記のような前提に立った場合、世界の各地域の経済は

どのように推移してゆくのでしょうか。

 

 

 

2.地域別経済の予測

 

 

1)アメリカ

 

上記で申しましたように、トランプ次期大統領の経済3点セット

(減税、インフラ投資、規制緩和)に即効性はありません、

議会で可決し、施行されるのは早くて年後半ということに

なるでしょう。ですから実態経済の成長に貢献するのは、

来年ということになるはずです。

 

ただしだからといって今年アメリカ経済が停滞するとは思えません。

 

原油価格の回復によって企業の業績は拡大傾向ですし、雇用も

好調を維持しています、賃金の上昇も加速しそうな雰囲気です。

 

この流れは今年途絶えるとは思えず、アメリカ経済は今年

やや加速するのではないでしょうか。

 

FRBは年内3回の利上げを想定していますが、上記のような

環境を前提にすれば、想定通りのペースで利上げが

実施される可能性が高いと思います。

 

利上げのピッチが速すぎて、米国経済を下押してしまう

のではないかとの不安も耳にしますが、過去数年のイエレン議長の

慎重な姿勢を見ていますと、僕はその心配も不要だと思います。

 

経済の拡大ペースを見ながら適切な金融引き締めを

実行できるのと期待しております。

 

従って今年のアメリカ経済は、やや強めの成長を期待して

いいと思います。

 

2)日本

 

日本経済は昨年前半から年央にかけ停滞が見られましたが、

すでに昨年後半からの循環的な回復過程に入ったようです。

 

昨年の年初に急速に進んだ円高の影響で、今年度上期の企業業績は、

7%程度の大幅な減益となりましたが、今後はどうでしょう・・・

 

今期を通期でみれば逆に増益になる可能性が高いでしょう。

 

しかもその前提となる各社の業績予想は、概ね1ドル=102円程度と

ずいぶんと円高水準に設定されています。

 

仮に今年3月まで1ドル=115円程度の円安状態が続けばどうでしょう、

おそらく今期(20173月期)は、7%程度の増益となるのでは

ないでしょうか。

 

ただし今年の日本株を予想するうえでは、20173月期(すなわち今期)は、

すでに過去のお話しで、今後の焦点は徐々に来期(20183月期)に

移ってゆくことになります。

 

かりに今年いっぱい1ドル=115円程度の円安状態が続けば、

来期はさらに二けた増益を達成する可能性も十分あるでしょう。

 

一方で少し気になることもあります。

 

仮に上記のように今年いっぱい日本経済が好調に推移すれば

どうでしょう。

 

日銀は過去5回にわたり2%のインフレ達成時期を先送りしてきましたが、

今年の秋風が吹くころにインフレ率2%が見えてくるかもしれません。

 

もちろん今年や来年に2%インフレを達成できるとは思えませんが、

例えば年末あたり1.0%程度のインフレ傾向がでてくればどうでしょう。

 

相場は先を読んで動きますので、(日銀の量的緩和の縮小=テーパリング)を

先読みし、金利が急騰する可能性も十分あるでしょう。

 

このようなことから今年の日本経済の最大の懸念として僕は、

金利の上昇を挙げておきたいと思います。

 

3)中国

 

経済の実態だけをみると、今年の中国は決して悪くはないと思います。

 

昨年に続き(公称)6.56.7%程度の成長を維持できるのでは

ないでしょうか。

 

特に製造業が昨年後半から好循環モードに入ってきたと思いますし、

政府はインフラ投資や減税を使いながら、今年も一定の成長性は

維持できると思います。

 

一方で冒頭に申し上げたように、マネーの流出には注意が必要です。

 

断続的に行ってきた人民元買いの結果、一時は4兆ドルもあった

外貨の準備はすでに3兆ドルまで減りました。

 

このままのペースで元を買い支え続ければ、年内のどこかで

2015年夏のような)人民元の切り下げや、極端な場合

変動相場制への移行といったビッグニュースが飛び込んで

くるかもしれません。

 

その場合、一昨年のような世界的な株安と円高を覚悟しておかなければ

なりません。

 

 

4)ヨーロッパ

 

冒頭申し上げたようにヨーロッパは今年政治の季節を迎えます。

 

イタリア、フランス、オランダ、ドイツなどで昨年の英米同様、

一国孤立主義の機運が高まるのではないでしょうか。

 

場合によってはEU崩壊の連想から、世界の株、債券、為替は

一時的に大きく上下動するかもしれません、そのリスクは頭に

入れておきたいと思います。

 

ただし経済に注目すればどうでしょう。

 

昨年のBrexit2012年以降断続的に起きた欧州債務危機などを経験し、

すでに欧州は慢性的な低成長地帯に落ち着いてしまった観があります。

 

つまり世界経済は欧州の低成長や混乱を前提にして成り立って

しまっているわけで、よほど大きなマイナス成長に陥らない限り、

欧州発の経済危機はないと思います。

 

 

3.各種相場の流れと投資スタンス

 

1)株式と為替

 

昨年のアメリカ大統領選挙以降、世界の先進国株はずいぶん上がりましたね、

ただしアメリカ株に関していえば、相当先の経済まで株価は先食いして

しまったのではないでしょうか。

 

仮にトランプさんの経済政策が機能したとしても、その効果が表れるのは

来年以降になると考えておくべきでしょう。したがって今年前半のアメリカ

株は、よくてせいぜい現状程度のボックス圏ではないかと思います。

 

ただし年の後半以降は、来年のトランプ効果を織り込む形で上昇に転じる

可能性はあると思います、来年度の企業業績が10%増益になると想定し、

アメリカ株も年末には現状+10%、すなわちダウ平均ベースで21000ドルは

あると思います。

 

日本株に対して僕はさらに強気です。

 

前段で申し上げたように、20173月期の企業業績は、

1ドル=102円を前提に+7%程度の増益を想定しております。

が、すでに足元のドル円レートは1ドル=115円程度まで円安が

進んでいます。

 

ただしドル円レートに関しては米国の利上げを強く織り込みすぎで、

僕は早晩1ドル=105円±10円程度の『ちょいうどいい湯加減』レンジに

戻ると考えます。

 

が、それでも先ほどの1ドル=102円からみれば円安です。

 

この水準が2017年を通して維持されるなら、来期(20183月期)の

企業業績は、さらに10%程度の増益まであるのではないでしょうか。

 

この場合日本株もその+10%に向けて収れんするでしょう。

 

すでに現在の日経平均19,400円が20173月期の企業業績を

織り込んでいるとすれば、そこからさらに+10%・・・

 

今年のクリスマス頃の日経平均は21,000円台に乗っていても

不思議ではないでしょう。

 

 

これに対し欧州株に関してはさほど期待しておりません、

経済成長は巡航速度の1%程度を維持できると思いますが、

なにぶん政治と金融機関の不良債権問題は、常に株価の下押し要因です。

 

価格変動が激しい割に株価の上昇は限定的で、

リスクとリターンのバランスを欠いた一年になるでしょう、

できればこのエリアの株式保有は避けたいところです。

 

昨年末マネーが大量に流出した新興国はどうでしょう、

参考にしたいのは2013年の『バーナンキ・ショック』時の

新興国株急落です。

 

当時FRB議長だったバーナンキさんによる金融引き締め宣言(注)に

よって、新興国から急激にマネーが逃避しましたが、それも数ケ月の

うちに収束しました。

 

注)正確にはQE(流動性供給策)のテーパリングに関する言及でした

 

今回もトランプ・ショックで同様の現象が起きましたが、

通貨安は経済にとって悪いことばかりではありません、

今回はコモディティ相場の上昇もあり、逆に資源型新興国に

とって経済の追い風になるでしょう。

 

新興国株や新興国通貨はやがて買い戻され、一年を振り返ってみれば

まずますの成果を期待できると思います。

 

新興国株投資のスタンスとしては、相場に振り回されることなく我慢強く

持ち続けることをお勧めいたします。

 

2)債券と金利

 

今年は債券相場と金利に注意しておきたいと思います。

 

昨年央一時1.5%台まで下がった米国の長期金利(注)ですが、

大統領選以降に急騰し、一時は2.6%台に乗せました。

 

注)10年物アメリカ国債の利率

 

さてその米国の長期金利・・・ことしはどう動くのでしょう。

 

トランプ次期大統領の目玉経済政策である減税とインフラ投資が

実行に移された場合、以下のような経路で金利は上がります。

 

・減税⇒経済の活性化⇒金利の上昇

・インフラ投資拡大⇒財政悪化⇒金利の上昇

 

市場はすでにこのような流れに沿って動いていますが、少し相場は

先走り過ぎではないでしょうか。

 

株と同じ理屈で金利の上昇も当面お休みし、しばらくはボックス圏、

年の後半から再び上昇に転じ、年末の予想レンジは2.8%程度

とみております。

 

仮に上記想定通り米国の10年国債の利回りが2.8%まであがれば

どうでしょう。

 

税引き後の手取りベースで約2.2%・・・不動産に比べればやや

物足りない感がありますが、それでもリスクゼロです。

 

分散の対象として有効な選択肢ではないでしょうか。

 

日本の金利にも注意が必要です、冒頭の繰り返しになりますが、

年末あたり日銀のQE縮小が意識され、金利が急騰するという

シナリオも十分あるとおもいます。

 

長らくゼロ金利が続いただけに、国内の長期金利が急騰すれば

私たちの生活に大きな影響が出ます。

 

一番の注意点は住宅ローンの利払いです。

 

いま変動金利で長期のローンを組んでいる人は、

多少支払いが増えても固定金利型への借り換えを

おすすめしたいと思います。

 

あと自己資金を抑えたアパートローン融資を受けている人・・

 

現在のような超低金利下では

 

支払利息<家賃収入

 

ですので、レバレッジの無限拡大=収益の無限拡大という

構図が描けますが、金利が急騰し

 

支払利息>家賃収入

 

となりますと歯車は逆回転し、その先は破たんです。

 

過度な融資には十分お気を付けください。

 

国のレベルでも同じことが言えます、国が支払う借金の利息(国債の利子)は、

金利の上昇時には膨らみ、財政は負の連鎖に陥ります。

 

我が国にとって、税収の拡大と歳出管理の正念場が

近づいているように僕は思います。

 

私たち個人も万一のための対策が求められているのでは

ないでしょうか。

 

つまり現物資産への合理的な資産配分です。

 

3)国際商品相場

 

2012年から2015年まで国際商品相場は下落し続けました、

この間、日米欧の中央銀行が市場にマネーを供給し続けたにもかかわらず、

なぜ商品相場にマネーが流れ込まなかったのでしょう。

 

僕は以下3つの理由があると思います。

 

  1. アメリカのシェール革命
  2. 中国経済の成長減速
  3. 商品相場のスーパーサイクルの終焉

 

では今年はどうなるのでしょう、原油を例にとって

少し考えてみたいと思います。

 

昨年末OPECと非OPECが原油の減産について合意しましたが、

産油国側の財政事情を勘案すれば、この合意は守られる

可能性が高いと思います。

 

一方で需要の方はどうでしょう、中国や新興諸国の需要は今年も

伸びが予想されており、世界全体でみれば、需給環境は昨年より

改善するのではないでしょうか。

 

従って今年の原油相場は、アメリカのシェールオイルの産出が

増えない水準が上限で、あえていえば1バーレル=45ドルから

上は60ドルといったところではないでしょうか。

 

次の注目セクターとして穀物をあげたいと思います。

 

昨年は北半球の穀倉地帯が好転に恵まれ、アメリカでトウモロコシ

と大豆が史上最高の豊作を記録しました。

 

一方で昨年の相場を振り返るとどうでしょう。

 

さぞ下げたのではないかとお思いになるかもしれませんが、

意外と下値は堅く、トウモロコシに関しては1ブッシュエル=300セントが

底で、年末にかけ幾分の上昇すら見られました。

 

このようなことから穀物に関していえば、二年連続の大豊作で

下値がほぼみえたと考えてよいのではないでしょうか。

 

つまり今年また豊作になったとしても、300セントのラインが

下値になるという見立てです、逆に夏場の受粉時期に悪天候が

続くようなことがあればどうでしょう。

 

今年の穀物はそのような観点で臨みたいと思います。

 

最後に貴金属について一言だけ・・・今年は久々に銀に注目したいと

思います、銀の現在の相場は1オンス=16ドル代後半ですが、

この水準は2009年以来の安値です。

 

銀に限らずプラチナや金も、ドルベースでは安値に放置されていますが、

貴金属は全体的に売られすぎているように思います、かりに貴金属全体の

水準訂正があるとすれば、その恩恵を最も受けやすいのは、市場が小さく、

ボラティリティが高い銀ということになるでしょう。

 

4)実物資産

 

FRBは量的緩和を停止して久しいですが、依然としてFRB

かつて市場に供給したマネーは、高水準で滞留したままです。

 

日本や欧州に至ってはQEじたいまだ続けており、今年も市場に

供給されるマネーは増え続けることになります。

 

従って少なくとも今年いっぱいという時間軸でみれば、

 

マネーの量>実物資産

 

という構図は続き、実物資産の相対的な価値は上がり続けると

見ていいでしょう。

 

ただし不動産はどうでしょう。

 

冒頭のようにすでに米国の長期金利は上昇しはじめ、

日欧も同様の傾向にあります。

 

不動産価格はある面で国債の金利との比較で値が決まりますので、

金利が上がると不動産価格は下がる傾向にあります。

 

例えば昨年の都内ワンルームマンションの価格はゆるやかに上昇

しましたが、日本の長期金利が今後上がるなら、不動産相場に

とってはマイナスです。

 

ただし金利の上昇は不動産にとって悪い話ばかりではありません、

不動産の需要は好況時に高まり、賃貸収入が上がります。

 

一般に金利は景気との連動性が高く、金利が上がるときは家賃も

上がる傾向にあるといえるでしょう。

 

これらを総合して考えるなら、今年一年の都内不動産相場は、

現状程度を維持する可能性が高いのではないでしょうか。

 

続いて僕の好きなコインのお話しです。

 

昨年日本のコイン市場では異様な動きがありました、

現代コイン相場の急騰です、どうやら一握りの“あおり系コイン商”が

相場をあおり、一儲けしたようです。

 

コイン好きな僕としては悲しい限りですが、コインの市場は小さく、

実際にこのようなことができてしまいます、市場が大きな海外マーケット

ではこのようなことは起きず、ときどき海外のコレクターやコイン商から

ひんしゅくの声が聞こえてきます。

 

ただしこのような相場が長く続くわけはなく、すでに現代コイン相場は

急速に正常化しつつあります。

 

このような異常な相場で高値掴みをしないためにも、例えば

 

・コインのカタログの購入

・複数のコイン商で話を聞く

・オークションの落札相場には目を通ししておく

 

できればこのような準備をしたうえで、適正価格で投資するように

お願いいたします。

 

さて今年のコイン相場はどうでしょう。以下僕が有望と考える

エリアですので参考にしてみてください。

 

17世紀から19世紀までのヨーロッパの金貨銀貨

・古代ギリシャ・ローマ

19世紀から20世紀初頭のアジア

18世紀末以降の初期アメリカコイン

 

カラーストーンも引き続き上昇が期待できます、ただし

カラーストーンなら何でもいいというわけではありません、

ここ数年徐々に水準をあげてきたミャンマー産の非加熱ルビー、

同サファイア、同スピネル・・・このあたりは年々産出量が

減っておりますし、昨年はアメリカによる経済制裁も解除されました。

 

今年あたりから現地ミャンマーにアメリカ人バイヤーの参入も

予想され、ますます入手は困難になるでしょう。

 

ルビーなら例え1カラット程度の比較的小粒の石でも、

投資対象になるでしょう。スピネルとサファイアは2カラット以上が

投資対象です、ただし産地証明、非加熱証明アリのもの、

ボッタクリも多いのでご注意ください。

 

5)ヘッジファンド

 

昨年は年央にBrexit、年末にはトランプ・ショックと何かと

変動の激しい一年でしたね。

 

ヘッジファンドの成績をみても、WintonManBlueTrend

のように、中期のトレンドから収益をあげるタイプのファンドの

苦戦が目立ちました。

 

一方でボラティリティから収益をあげるタイプのファンドや、

複数のヘッジファンドを束ねて運用する、ファンド・オブ・ヘッジファンド

はまずまずでした。

 

では今年はどうなのでしょう。

 

ヨーロッパの政治、トランプ次期大統領の政策、中国の為替政策、

日本金利上昇など市場は混乱要因に事欠かず、今年は昨年以上に

変動が激しい一年になるのではないでしょうか。

 

であれば昨年に続き中期のトレンドフォロワーは苦戦が続くのでは

ないでしょうか、イメージとしてはよくて+57%程度にとどまる

と見ております。

 

これに対してボラティリティから収益をあげるタイプのファンド、

あと裁定取引型のヘッジファンドは安定した成果を上げると

思います。

 

今年に関してはそのような観点で、銘柄の組み換えが選択肢に

なるでしょう。

 

 

4. 2017年型ポートフォリオ

 

以上を踏まえ、最後に今年の推奨ポートフォリオについて、

まとめさせて頂きます。

 

毎年申し上げていますように、これは一つのサンプルで、

実際にはお一人お一人の経済状況やライフプランに

よって異なります、あくまで一つの投資のヒントとして

ご活用ください。

 

 

2017年型ポートフォリオ

 

・先進国株(20%)

 

1.日本株ETF

2.米国株ETF

3.MLP

 

・新興国株(10%)

 

1.新興国分散型ETF

2.ASEAN株ファンド

 

・コモディティ関連資産(10%)

 

1.原油ETF

2.穀物ETF

3.非鉄金属ETF

 

・債券(10%)

 

1.米国既発債

2.米国超長期債ETF

 

 

・不動産系資産(30%)

 

1.日本不動産現物

2.米国不動産現物

 

 

・オルタナティブ(20%)

 

1.クラシック・コイン(ヨーロッパ各国、アジア、古代ギリシャ・ローマ)

2.カラーストーン(非加熱ルビー、非加熱サファイア、スピネル)

3.ヘッジファンド(トレンド・フォロー型、ボラティリティ運用型)

 

 

昨年まで組みいれなかった債券を今年は10%組み入れました、

株は昨年の20%から30%にあげました、その結果、株、債券、

コモディティからなる「サイクル性資産」は全体の50%となりました。

 

内訳は株式が30%、債券10%、コモディティが10%です。

 

これに対し非サイクル資産(現物系資産およびオルタナティブ)

20%引き下げ50%といたしました。

 

先進国の経済成長の加速を想定し、『やや積極的なポートフォリオ』

です。

 

先進国株では日本株を筆頭に、次点を米国株ETFとさせていただき

ました、日本株は年初から粛々と組み入れてください。アメリカ株は

少なくとも年の前半はボックス圏を想定しております、したがって

年の前半に下げたところを徐々に買い増しでいいのでは

ないかと思います、

 

今年はMLPを組み入れました、MLPは主にアメリカの原油を

送るパイプラインへの投資です。原油に対する強めの見通しから、

配当狙い、キャピタルゲイン狙いで購入です。

 

新興国株は特に年の前半は忍耐の時が続くと思いますが、

投資は常に長期。一時的に下げたとしてもそこは我慢で

いいのではないでしょうか。

 

ただし個別の国はリスクが高く、今回は外しました、

新興国分散型ならコスト優位でVWOでいいでしょう、

ASEANETFの良い銘柄なく、市販の投信が選択肢です。

 

コモディティは原油を筆頭に穀物を次点にいたしました、

穀物ならトウモロコシか大豆がいいでしょう、ETF経由を

想定しております、夏場に乾燥すれば暴騰ですが、仕込むなら

早い方がいいでしょう。あとは本文でふれませんでしたが、

銅やアルミなどからなる非鉄金属ETFです。アメリカと

中国でインフラ投資が拡大しますと、非鉄金属は多く使われます。

 

今年久々に組み込んだ債券はアメリカ国債です、

個別の既発債銘柄でも結構ですし、長期債や超長期債を

束ねたETFでも結構です。

 

ただし10年債利回り2.3%の今ではやや物足りず、

理想的には年後半2.8%到達時点からの仕込みが有効でしょう。

 

今年は不動産からREITを外しました、長期金利の上昇は特に

REIT相場に悪影響を与えるでしょう、長期で持ち続ける覚悟があれば

問題ありませんが、それでも値動きが日々目に入ってしまう

REITは精神衛生上よくありません。不動産なら値動きが見えない

現物がいいでしょう、不動産をポートフォリオから外すことは

できませんので・・・

 

オルタナティブは筆頭にコイン、次点にカラーストーンです、

この順番は人によって好き好きで、反対になっても構いません、

時間をかけてひとつずつ加えてゆく楽しみは、他の金融資産には

ない特徴です、勉強を怠りなく!

 

 

これでお終いです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます、

さぞ大変だったのではないでしょうか、僕もまる3日間この

メルマガを書き続け、一定の達成感はあるものの、正直

疲れました。

 

それにしても途中でデータが消えてしまったのには

驚きました、PC不調の前兆はあったのですが・・・

保存していたデータも壊れており、一時は挫折しそうに

なりました。

 

年初恒例のこの「・・・年のポートフォリオを考える」ですが、

手前みそながら毎年高い精度で予測できていると思います、

昨年も為替や株などほぼ言い当てられたと思います。

 

なお昨年の「2016年型ポートフォリオを考える」は以下の

サイトにアップしております。

 

長さが苦にならない方はご一読ください。

 

| ginzafp | 相場予想 | 13:40 | comments(0) | - |
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2017年相場の心配ごと

 


みなさんこんにちは。

 

来年の世界株はマズマズだと思いますが、
それでもいくつか気になることもあります。

 

まずアメリカ次期大統領の経済政策です。

 

経済は単独で動くわけではなく、政治や外交などと
複雑に絡み合いながら、そのときどき様々な動きを見せ、
一瞬たりとも静止することはありません。

 

予測不能な動きを見せる経済に対し、
臨機応変に対処するためには、聡明な頭脳と深い見識が
要求されるはずです。

 

経済の専門家を周囲に配して実践に臨むことになるでしょうが、
最終的な意思決定を行うのはトランプさん自身です。

 

おハコの財政出動や規制緩和はドル高を誘発する一方、
ドル高が進めば支持基盤である製造業の雇用は
損なわれます。

 

どこかで折り合いをつける腹づもりがあるのか、
それとも対立する利害に翻弄され、
政策がアチコチぶれるのか・・

 

二つ目の懸念はヨーロッパの債務問題と政局です。

 

イタリアは第三位の銀行であるモンテパスキと、
ドイツのドイツバンク、いずれも過去の不正によって、
大きな損失を抱え込みました。

 

注)ドイツ銀行の損失は確定していませんが、
損失は巨額です。

 

ヨーロッパ諸国で極右勢力が台頭しつつあり、債務問題は
単純な経済問題ではなくなりつつあるといえるでしょう。

臨機応変の対策を打てない場合、また2013年のような
欧州債務危機の再現となる可能性は十分あるのでは
ないでしょうか。

三つ目に気になるのは新興国経済です。

トランプさんが次期大統領に決まって以来、急速に
ドル高が進んでいます。

心配なのは2014年のバーナンキ・ショック時にみられた新興国通貨ウリで、
資金の流出が極度に進めば、新興国経済に大きな打撃となるでしょう。

 

以上来年の世界経済の心配事をいくつか挙げましたが、
逆に期待できる材料もいくつかあります。

 

例えば日本の企業業績の改善で、このまま1ドル=115円程度
が定着すれば、来期の企業業績はずいぶん改善するはずです。

あるいは米国経済。

 

トランプさんの3点セットがうまく機能すればどうでしょう、
米国経済は加速し、世界経済全体をけん引する
好材料になるはずです。


アレやコレや差し引きし、僕自身は来年の相場に対して
強気で臨むつもりですが、大切なのは一つ一つの材料に反応することなく、
冷静な生起確率の分析と、それにみあった資産バランスの
メンテナンスを行うことではないかと思います。

 

 


では今回はこのへんで。

(2016年12月12日)

 

 

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トランプ次期大統領の政策と相場


みなさんこんにちは。

 

番狂わせのアメリカ大統領選挙以降、
トランプさんの政策に関する関心が高まっていますね。

 

外交や貿易などで、選挙期間中には随分過激な発言がありましたが、
選挙後は意識的におとなしくされているようです。

 

はたしてこれがトランプさんの本当の姿なのか、
それとも就任前に人心が離れないようにする工夫なのか、
今のところ僕にはよくわかりません。

 

特に外交面で中国や日本に対してどのような姿勢で臨むのか、
自由貿易から距離を置き、本当に孤立主義の道を歩むのか、
ここ数ケ月のトランプさんの言動からは、推測しづらい
のではないでしょうか。

 

ただ経済政策に関しては、採用する可能性が高い政策が
いくつかあります。

 

まず財政拡大+インフラ投資です。

 

選挙期間中から10年で1兆ドル(≒110兆円)を支出し、
史上最大のインフラ投資を行うと公言していましたが、
額はさておき、かなり大規模な財政出動を行うことは、
まず間違いないと思います。

 

法人税も現状の35%から15%に下げる言っていましたが、
これも税率はさておき、ある程度思い切った引き下げを
する可能性が高いのではないでしょうか。

 

個人の所得税も同様で、支持基盤である低所得者層や
中所得者層の支持を得ようとするはずです。

 

4つ目は企業に対する規制で、特に金融機関や
エネルギー関連産業に対する規制は、緩和される可能性が
高いでしょう。

 

これらの政策はほぼ国内の問題であり、例えば世界の
パワーバランスやアメリカの国防に対し直接的な影響はありません、
また減税や財政出動に異を唱える人は少数派で、上記4つの政策は、
就任直後の政策として採用しやすいのではないでしょうか。

 

市場はそれを見越したうえで、すでに動いているように見えますが、
僕にはまだ十分に織り込みきったように見えません。

 

今後新大統領の政策や新政権の顔ぶれが固まるにつれ、
上記4つの新政策を織り込む形で、相場は動くのではないかと思います。

 

もしその通り、

・大規模な財政出動
・法人税と所得税の減税
・規制の緩和

 

この3点セットが実行された場合、米国の経済活動は活発化し、
相場に以下のような循環が生まれるでしょう。

 

まずは株価に対する影響として

 

□経済成長率の上昇⇒企業業績の拡大⇒米国の株価上昇

 

金利や為替に対する影響として

 

□金利の上昇⇒ドル高(円安)

 

つまり私たち日本から見れば円安と米国株の上昇、
さらに米国金利の上昇という現象です。

 

さらに波及的に我が国経済に与える影響として

 

□円安⇒企業業績の拡大⇒日本株の上昇・金利の上昇

が想定できるのではないかと思います。

 

僕はすでに来年の相場について考えていますが、
恒例の年初メルマガ『2017年型ポートフォリオを考える』は、、
さらに検証を加え肉付けをしたうえで配信したいと思います。

 


では今回はこのへんで。


(2016年11月24日)

 

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米国の利上げと日本株


みなさんこんにちは。

 

株価には慣性があると僕は思います。

 

新しい材料が出てきても、よほど大きな材料でない限り
相場はすぐには織り込まず、ある程度時間をかけて織り込んで
ゆく場合が多いようです。

 

当初は半信半疑の参加者が多く、
全員が動ききるまでしばらく時間がかかるからでしょう。

最近の日本株にも、この傾向があるように思います。

 

ここのところの株価の推移を見ますと、年初時点の日経平均は
19,000円近辺でしたが、現在は17,000円近辺まで下げています。

理由はいくつかあると思いますが、最大の要因は為替相場に
あるといってよいでしょう。

 

なにしろ今年に入って円高は急に進み、年初時点の1ドル=120円前後から
一時は1ドル=100円割れまで一気に円高が進みました。

 

この円高進行を受け、企業業績に対する市場の見方も
急速に弱気に傾いたといってよいでしょう。

 

年初時点では2017年3月期の企業業績は、増益になると
予想されていましたが、直近ではわずかながらも減益に
修正されました。

 

しかも直近の上場会社が前提とするドル円レートを
みれば、概ね1ドル=108円程度に集中しておりますから、
このまま1ドル=100円台前半で推移すれば、さらに減益幅の
拡大が進むことになります。

 

そのような懸念もあり、日本株はここまで
売られてしまったのでしょう。

 

ただし現状を冷静に見れば、円高

を強く織り込みすぎて
いるように僕は思います。

ここであらためて現在の日本株の指数を見ておきますと

 

・EPS(一株当たり利益):1200円弱
・PER:14倍強

 

となります。

 

先進国における標準的なPERは16倍程度ですので、現状は
PERからみて”売られ過ぎ感”が強いといえるでしょう。

 

目さき日本株の行方を左右する最大の材料は、円ドル相場
だと思いますが、たとえば年末あたりにかけて、ドル円レート
はどのように動くのでしょうか。

 

ちょうど日本時間の今晩、8月度の米国雇用統計が発表されます。

もし新規雇用者数が20万人を超えるようなら、
今月末のFOMC(注)で米国の利上げがきまる可能性が高まるでしょう。

 

注)米国の中央銀行が年8回行う政策決定会合。米国の金融政策は
ここで決まります。

 

たとえ9月に利上げを行わなくても、12月(注)には実施する
可能性が高そうです。

 

注)11月初旬にもFOMCはありますが、米国の大統領選挙の直前ですので、
おそらく11月の利上げはないでしょう。

 

9月度利上げの可能性は現時点では、決して高くないものの、
相場はすでに織り込み始めています。

 

ドル円相場は、徐々に円安方向にふれだしました。

円安を意識した日本株も、ここのところ上げ気味です。

 

ただしここでも冒頭申し上げた慣性が働いており、
日本株の相場は、まだ十分に米国の利上げ(すなわち円安)
という好材料を織り込みきっていないように見えます。

 

現在の日本株の水準は、いまだに1ドル=100円程度の円高を前提に
していると思いますが、今後は上記のようにやや円安に振れる可能性が高く、
その場合日経平均はPER15倍、すなわち18,000円(注)に近づく場面が
あるのではないかと僕は思います。

 

注)1200円×15倍=18,000円

 

 

では今回はこのへんで。

(2016年9月2日)

 

 

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