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TPPか否か


みなさんこんにちは。

表題の議論は世論を二分する様相を呈していますね。

このメルマガをお読みの方も、賛否両論お持ちのかたが
いらっしゃるのではないでしょうか。

私はと言えば、圧倒的にTPP参加派です。

といいますか、TPPに参加しない選択肢などあり得ないと
思っています。

明治の開国以来、海外との貿易で成長し豊かになり続けてきた
我が国にとって、果たして他の選択肢などありえるのでしょうか。

反対派の意見は大まかに、以下2点に集約される
のではないでしょうか。

1.「TPPは米国主導で、これに参加すると米国の都合のよい
  ように誘導されてしまう」、必ずしも自由貿易に反対する
  わけではないが、TPPという枠組みに不安を感じるという意見

2.海外の一次産品が関税なしで入ってくると、国内の産業が
  壊滅するという純保護主義者的意見

1に関して申し上げますと、そもそも外交というものは、
どれだけ自国に有利に交渉を進めるかという側面を、常にもっている
のではないでしょうか。

仮にTPPで米国にやられてしまうような外交なら、今後あらゆる交渉は、
同様の懸念のもと、不甲斐ない結末を迎えてしまうのではないかと
いう気がします。

確かに今の日本の当局が、世界の舞台で対等に
外交を進められるとは思いませんが、それもこれも一種の訓練で、
本来外交力というものは、このような修羅場の中で鍛えられる
ものではないかと思うわけです。

気持ちは解らないでもありませんが、今はTPPは怖いと内向きにならず、
逆に全霊でもってTPPに当たるという気構えが必要ではないでしょうか。

次に2に関してです。

主に農業関連団体や関連議員による、このような主張は、
どのような観点でみても国民一般の支持が得られるとは思えません。

まずここ何十年にもわたって保護政策をとってきた農業が、
その結果として発展できたといえるでしょうか。

一方で逆に生産効率を高め、積極的に国内外の市場を開拓した
先進的な農家では、高い競争力を得ている例もみられます。

このような結果をみるだけで、従来の保護主義政策は、
既に破綻していると見るべきではないでしょうか。

長年の保護政策によって、国際的な競争力は低下し、
農業従事者は高齢化し、かつ減少し・・

増えたのは耕作放棄地と農業関連議員だけ。

果たして彼らは従来型の農業政策を続けるべきだと
心底考えているのでしょうか・・・

万一かれらが次ぎの選挙を意識してTPPに反対しているのであれば、
それは我が国の将来にとってゆゆしい問題です。

日本にとって貿易で富をえる意外に選択肢はありえず、
もし彼らがTPPに反対するのであれば、彼らはTPPによらずに、
国富を増やすための代案を提示するべきではないでしょうか。

少なくともそれが政治家としての、最低限の仕事ではない
かと私は思うわけです。

農村部と都市部の一票の格差を放置し続けてきた代償は、
まったくこの国にとって高くついたものです・・

いずれにしてもここ数日でこの問題に結論がでると
言われています。

ある意味で日本の岐路といっても
よいのではないでしょうか。

 


では、今回はこのへんで。
(2011年11月15日)


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| ginzafp | 政治 | 17:12 | comments(0) | - |
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独占と停滞

 みなさんこんにちは。

かつての東京電力が、なぜあれほどまでに大きな
存在だったのか・・・

3月の震災以来ときどきこのようなことを考えます。

今にして思えば私が個人的に抱いていた、東電の明るくて
快活な企業イメージの出どころは、つきつめると毎日大量
に流されるテレビのCMだったように思います。

そもそも電力会社は地域独占です、純粋に費用対効果を考えれば、
あれほど大量のCMを流す必要がどこにあったのか・・・
東電も意味もなくそのようなことを行っていたはずは
ありません、そこには深い深い戦略があったはずです。

一方でCMの発注先であるマスコミ側から見ると、東電は
大のお得意先ということになります、東電に対して批判的な
記事を書くことなど、できるはずもありません。

マスコミって怖いですよね・・・毎日刷りこまれてゆくうちに、
ゆっくりと意識のなかにイメージが定着してゆくわけですから。


あるいは日本中にある地域電力会社が組織する労働組合、
電力総連は相当の組織力を持っている様子・・・労働組合が
支持母体の一つである民主党に対して、一定の影響力を
持っている点は否定できないでしょう。

さらには産業界への影響力。

東電一社で5000億円以上、地域電力会社10社合計で毎年2兆円、
巨額な設備投資額は業種別でみて国内最大です。

このお金もまた、彼らの力の源泉のひとつとして機能していた
のではないでしょうか。

つまり政産界への影響力行使を通じ、独占体制をかたくなに維持し、
発・送電の分離議論や電力料金引き下げ議論をかわす狙いがあったの
だと思います、同時にマスコミを使った世論封じも怠りなく・・・

そしてその力の源泉は、高めに設定された電力料金で、
その出し手は電力の消費者である私たちです。

つまり自分たちが出したお金で、自分たちが誘導されて
いたわけで、私はこの構図に少し恐さを感じます。

いつの世でも、どの国でも、独占は停滞を生みがちですが、
今度の原発事故をみても、私たちはこれ以上この会社の
独占を放置しておいてよいはずがありません。

その意味で送電・発電分離の世論が高まることは
よいことだと思いますし、孫さんの太陽光発電事業にも、
大いに拍手を送りたい気持ちです。

 

 

では、今回はこのへんで。
(2011年7月12日)


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この奇妙な国で

 みなさんこんにちは。

いまテレビで内閣不信任決議案の採決中継を
みながらこのメルマガを書いています。

守る方も攻める方も、国民のことなど二の次、
頭のなかにあるのは目の前にいる憎たらしい
敵をやっつけることだけ。

確かに闘争心は人間の本能のひとつではありますが、
日常ヒトはそのような生の闘争心を、思慮や分別あるいは
自己犠牲といったより高度な精神によって包んで生きて
いるものではないでしょうか。

このような形で、本能むき出しの闘争心をぶつけ合う
姿を目にする機会を、私たちは他にもっているでしょうか。


一方で政治家は国民が選ぶもの・・・


であれば一国の政治はその国民の民度を超えては成立
しえないし、また逆に政治が国民の民度を著しく
下回って営まれることもないはずです。

要するに一国の政治は、その国の国民のレベルに
あわせて成立しているはずです。

民主党が政権をとるまえ私は、自民党の長期一党政権が
政治の貧困の元凶だと信じていましたが、二大政党時代を
迎えても、やはり政治の貧困は一向に改善される気配は
ありません。

いまの政治をみていると、その質の低さに憂鬱な思いがしますが、
私はいまの政治家が日本人を代表しているとは思いたくはありません。

むしろ逆に日本人が営む経済の水準は、いまでも世界の
トップレベルに位置しているように見えますし、大衆発の文化や
その精神性の高さにおいても、世界的な水準を凌駕していると
私は思います。


突き詰めていいますと、この政治家村は日本人の一般的水準を著しく
下回ったレベルで運営されているのではないかと思うわけです。

では一体なぜこのようなことが起きてしまい、
しかも長期にわたってこのような状態が続いているの
でしょうか・・

私は多すぎる国会議員の頭数が、最大の問題ではないかと
思いはじめています。

例えば企業の場合は、役員の数に比例して意思決定が遅れる
傾向にあるようですが、そもそも人は頭数が多くなると、
派閥を作りたがる習性を持っているのではなないでしょうか。

つまりそもそも意思決定を避けたがる傾向にある日本人にとって、
国会議員の数の多さが災いしているということです。800人もの
議員が本当に必要なのでしょうか・・・

議員は少数精鋭であるべきだと私は思います。


あるいは政党政治と日本人のメンタリティの間に、なんらかの
相性の問題がありはしないでしょうか。


大勢の人間が政党を組織し、政党単位で議論を闘わせながら
営まれる政治の形態は、明治維新後に欧米から輸入されたもので、
そもそも日本人が考えだしたものではありません。

日本人はもともと群れたがる習性を強くもった民族だと私は
思いますが、政党の実体は日本人にとって単なる群れに過ぎず、
つまり政党政治は議員の多さとあわせ、日本人に低次元の闘争
の場を提供しているような気がするわけです。

政党政治とは何なのか・・・政党を組織して、政党単位で
政策を実現する今の手法がベストなのか否か・・・もう一度
原点に立ち返って考えてみる必要があるかもしれません。

あるいはまた参議院の権限の強さも
災いの一つだと思います。

政治の暴走を止めるチェック機能は必要でしょうが、
その権限があまり大きくなりますと、健全な意思決定を邪魔して
しまうことにはならないのでしょうか。

などなど・・

少なくとも明治維新後140年以上を経て、なおいまだに日本人の体質
にあった政治形態を見出すことが出来ていない・・・これが今の
政治の混迷の主因であって、決して日本人の資質は悪くはない、
私はこう思いたいわけです。

私たちの子供たちが振り返り、「あのときは産みの苦しみだったね」
といえるような時がくるといいのですが・・

 

 

では、今回はこのへんで。
(2011年6月2日)


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この国は本当に構造改革をできるのか

 みなさんこんにちは。

増え続ける財政赤字に政治の貧困、さらには少子高齢化に
伴う成長率の鈍化と社会保障費の増加・・・

よくこれだけ並んだなと言いたくなるほど悪材料が多く、
一体この国はこれからどうなるのかと憂鬱な気持ちに
なってしまいます。

私がこの仕事を始めた2004年ごろ、日本の財政破たんは
実感として遠いものがありましたが、ここ数年は
徐々に現実味を帯びてきているように思います。

このままの状況が続けば、いずれこの国は破綻すると
解っていても、改革の各論になると腰が砕け何も
決められない・・・

この国がいつまでたっても改革を行えないのは、つまり
国民自身が多かれ少なかれ何らかの既得権者だからでは
ないでしょうか。

社会保障改革も
医療制度改革も
税制改革も
公共部門の構造改革も
農業改革も
貿易自由化も

それぞれの分野に網の目のような既得権網が張り巡らされて
いて、暗に明に改革に対して圧力を加える・・そしてその
既得権網にほぼ国民すべてが何らかの形で組み込まれている。

つまり一言でいえば、今の日本の現状はそういうことでは
ないでしょうか。

ここ数年の政治の迷走には目を覆いたくなりますが、
私たちは私たち自身の内面の投影をみているに過ぎないのかも
しれませんね。

考えてみればかつて日本が成し遂げた大きな改革である
明治維新は、目に見える形での外圧が契機となりましたし、
大戦後の改革は、より露骨な形の外圧によって仕切られた
わけです。

日本人のDNAに、進んで自らのありようを変えるという
行為は、そもそもプログラムされていないのではないか
とすら思えてしまいます。


構造改革ができないなら、いっそのことしかるべき状況
に追い込まれ、かの国のように外から強要されたほうが、
長い目でみてこのくにの国民や将来の国民にとって幸い
なのではないのか・・・

そんな気もしなくはありません。

 


では、今回はこのへんで。

(2011年3月1日)


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| ginzafp | 政治 | 17:45 | comments(0) | - |
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そして菅さん・・・

 みなさんこんにちは。

数年前「国家の品格」という本が出版され話題に
なりました。

内容については私自身もう、うろ覚えの仲間にはいっていて、
はっきりと思いだすことはできませんが、確か「日本人は
豊かさや効率の追求をやめ、日本人が古来から培ってきた
独自の文化や社会に回帰しろ」・・・このように強い口調の警告
が展開されていたような記憶があります。

当時私はこのコラムで、この考えに反論しましたが、
あれから年が経つにつれ、ますます「国家の品格」論が
日本人を誤らせたという気持ちを強くしています。


一人当たりのGDPが20位以下に下がり、
国の借金は際限なく増え、
銀座のデパートでは中国人が闊歩し、
国際会議での存在感は薄れ、
若者は海外赴任を嫌がり、そして公務員を目指し、
小学生の学力は低下し、
若年の失業率が増え・・・


いま日本で起きている、社会や経済の「老朽化現象」は
日本人が豊かさの追求や経済の効率性の追求から目をそらし、
いわば「国家の品格」などという安易な逃げ道に、逃げ込んだ
結果ではないでしょうか。


このような不安定で無気力な社会の住人が、国家の品格を
語り、世界の尊敬を集められるでしょうか。


私たちはきっとどこかで道を間違ってしまったのでしょうね。


格差の小さな社会
競争の少ない社会
弱者に優しい社会


選挙のフレーズとしては心地よい言葉ですし、この言葉に
面と向かって反対を唱えるには、相当の勇気がいるでしょう。

でも成長戦略のない格差縮小策が、人間の向上心を摘み、
社会の老朽化現象を招いているとはいえないでしょうか。

このところ毎年のように首相が変わりますが、阿倍さん以降、
鳩山さんに至るまで、大雑把にいってしまえばみな
「成長戦略なき格差縮小論者」の数珠つなぎでした。

そして菅さん・・・

草の根市民運動出身の菅さんも、その点では同様で、
彼の口から経済の成長戦略が語られるとは思えません。

だとすれば、私たちはこれからひたすら小泉さんのような、
稀有な資質と蛮勇をもった政治家の登場を、待つしか
ないのでしょうか・・・

 


では、今回はこのへんで。

(2010年6月8日)

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| ginzafp | 政治 | 16:07 | comments(0) | - |
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この道のほかに道なし

 みなさんこんにちは。

今回も前回に続いて政治のお話をさせてください。


民主党の鳩山代表は9月7日、2020年までの日本の温暖化
ガスの排出目標を「1990年比25%削減」と掲げました。

この案は海外からは高い評価を受ける一方で、
国内の産業界から批判的な反応が目立っているようですね、
なかには神戸商工会議所の会頭による「荒唐無稽(こうとう
むけい)もいいところだ」(日経9月8日記事より)といった
あからさまな非難もみられます。

またマスコミの論調をみても、下記日経記事にみられるように、
具体的な数字を挙げて国民負担の大きさをことさらに訴える内容
のものが目立ちます。

 

(以下9月8日付日本経済新聞より)

「1990年比25%削減」が実行された場合の家計の負担等


・太陽光発電 現状の55倍
・エコカー 新車の9割と保有車の4割に
・住宅 すべてを断熱住宅に
・高効率給湯器 現状の63倍の4400万台に

『20年までに要する投資額は官民合計で180兆円を上回る。
省エネの恩恵などで50兆円ほど還元されるが、年間10兆円を
超す費用がかかる(中略)20年時点の実質国内総生産は3.2%
低下し、失業率は1.3%上がるという』

 

これは麻生政権時代の試算ですが、仮にこの試算通りなら
「1990年比25%削減」すると日本国の富が大きく失われ、国として
の成長性も損なわれるということなります。

さて皆さんはどうお考えになりますか・・・

私はこの問いに対するヒントを、1970年代に私たちが経験した
疑似体験・・・オイルショックに求めることができると思います。


現在の「1990年比25%削減」はいわば積極的な「環境への投資」
といえますが、オイルショック後の技術革新は、外部からの必要に
迫られた、言わば消極的動機に基づく「環境への投資」であったと
いえるでしょう、つまり両者には動機の違いこそあれ、要求される
アウトプットに何ら違いはみあたりません。

メーカーが生き残りをかけ、徹底的な省エネ技術や自然エネルギーの
利用技術の開発にしのぎを削った結果、我が国製造業は国際競争力を高め、
その後の繁栄の礎(いしずえ)を築いた・・・私たちのこの1970年代の
体験は、我々日本人の物造り力の高さを証明していると思います。

世界を広く見渡してみますと、我が国はこの物造りにおいて
隔絶した高い能力を持っているのは間違いなく、であれば我々は
その力を信じ、これからの成長戦略を描いてゆくべきでは
ないでしょうか。

確かに「1990年比25%削減」は冒頭日経記事のように、
単純に収支のバランスだけをみますと大きな赤字プランということに
なるのでしょうが、派生的に生み出される競争力を考慮しますと、
これは計り知れないほどの国益を我が国にもたらす可能性がある
思いますし、日本の企業はその潜在力を十分もっていると思います。

前回のコラムで「民主党には成長戦略が無い」と批判
いたしましたが、(ご本人がそこまで考えているかどうかは
さておいて)このプランを徹底して推進することにより、
日本産業の競争力を高め、それにより我が国の成長戦略を組み立てて
ゆくことは十分可能だと思います。


あとは鳩山さん自身が腰砕けず、信念を貫き通すことができるか、
さらに経済界や国民を説得し、この道のほかに道なしと
悟らせることができるか・・・

そういったところではないでしょうか。

 

 


では、今回はこのへんで。

(2009年9月8日)

| ginzafp | 政治 | 17:02 | comments(0) | trackbacks(6) |
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エイプリル・フール
みなさんこんにちは。

今日から一部のガソリン店頭価格が下げられました、
一ヶ月前、このようなことが現実に起こると考えた人が、
果たしてどれほどいたことでしょう・・・

小泉元首相がよく『人生には上り坂、下り坂、そしてマサカという
坂がある』と言っていましたが、今回のガソリン暫定税率の廃止は
その『まさか』、政治の世界も経済と同様にまたカオスの世界、
『あり得ない』ことなど何もないということを改めて知る思いです。

このコラムの読者の皆さんは、既にお感じだと思いますが、
私は未だに小泉=竹中さんによる改革路線の支持派、このような事態
を迎え、「小泉さんならどのようにこの問題に対処していただろう」と
考えずにはいられませんでした・・・

昨夜、福田首相は記者会見を開き、国民に対し暫定税率の継続(復活)と、
2009年度からの道路特定財源の一般財源化を訴えました。

これはまさに小泉さんが始めた手法、国民に直接改革を訴えるという
やり方ですが、福田さんとしては、今の政局の閉塞状況を打開
するためには、小泉方式で行くしかないと腹をくくったうえでのこと
だったのでしょう。

民主党が歩みよらず、このまま暫定税率廃止になだれ込んだとしても、
世論はその混乱の責任の大半は民主党にありと考えるでしょうし、
また仮に一ヵ月後、60日ルールで衆院再可決→暫定税率復活となっても、
世論は私を支持するはずだ、福田さんはこのように読んだことしょう。

私はこのような形で福田さんがリーダーシップを発揮することは
悪いことではないと思いますし、暫定税率復活と一般財源化には
大いに賛成したい思いです、でも、なぜここまで追い込まれてから、
しかもこのような極限状態のなか、昨夜や一昨夜のような記者会見を
行ったのか・・・理解に苦しみます。

一国の首相の行動は、追い詰められた結果やむを得ず行うと
たぐいのものであってはならないはずですし、首相の政治的な行動には、
例えばペンの握り方から、会見中の目の配り方に至るまで、そのひとつひとつ
に大きな意味が込められていなくてはならないと思います。

もっと簡単に申し上げれば、やるにしろ、やらないにしろ、それは一時
の思いつきや、追い詰められた結果として行うものではなく、仮にそれが
一種の賭けであったとしても、賭けに勝てるべく打つ手は全て打ちつくした
うえで臨むべきだと思います、あるいはまた、万一の場合の市民生活の混乱を
最小限に抑えるため、細心の注意を積み上げたで行う必要があるはずです。

この点において小泉さんの郵政解散を振り返りますと、その用意周到
ぶりに改めて気付かされる思いがします。


・衆院可決
・参院否決
・衆院解散で民意を問う
・衆院戦勝利
・郵政法案可決

という一連の流れが、ことに至る相当前の段階で、すでにはっきりと、
小泉さんの頭の中にイメージされていたに違いありません、もちろん
賭けに負けた時の対応策といっしょに・・・

この小泉さんの政治的な手腕に比べ、安倍さんといい、福田さんといい、
どうも一国の首相として、彼らは果たして適格要件をクリアしているのか、
その点において疑問を感じてしまうのは私だけでしょうか。

首相を選ぶ権利を私達国民は持っていませんが、議員を選んだり、
あるいは世論を高めることにより、間接的に首相選びの一翼を担うこと
は私達にも出来るはずです。

高潔な人格とマキャベリズムの共存・・・そうそう首相適任者が世にいる
とは思えませんが、今にして思えば小泉さんや竹中さんも、
就任前はどちらかといえば世に埋もれた存在でした。

よく、一国の国民はその民度以上の政治を持てないといいますが、
逆に言えば私達の意識の持ち方次第で、埋もれた土の中からも
第二の小泉さんを見つけ出すことはできるはずです。

次の選挙では、(たったの一票ではありますが)私は間接的に首相を
選んでいるという意識を持って投票したいと思います。


もう今年のような四月のバカ騒ぎは経験したくないですから・・・




では、今回はこのへんで。
(2008年4月1日)
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この国の農業は・・・

みなさんこんにちは。

世界の国々を見渡してみますと、それぞれ国ごと得意分野
があるのに気がつきます。

英国や米国などアングロ・サクソン系の国は金融が得意分野
ですね、彼らにじかに触れますと、もちろん個人的な素養も
無視できませんが、その背後にある、長い歴史で培われてきた、
金融に対する一種独特なものの考え方に感銘を受けざるを得ません。

あるいはこの二国にオーストラリアを含めてしまってもよい
かもしれません。

欧米と一括りにしてしまうケースが多いですが、ヨーロッパの国の
得意分野をみますとそれぞれ個性豊か、フランスは芸術、イタリアは
ファッション、ドイツはモノ造り・・いわゆる大国と呼ばれている
国は、それぞれ独自の得意分野があり、それが今の経済の基盤と
なっているようです。

逆説的に言えば、そもそも成熟度の高いこれらの欧米諸国が、
世界の中で今だに大きなプレゼンスを維持できるのは、それぞれ
得意分野を持っているからなのかもしれません。

これに対し、近年急速に成長してきた新興国に目を向けますと、
これらの国々に、取り立てて特徴のある得意分野を見つけることは
できません。

中国やインド、ベトナム、のように人的な資源をテコに成長する国、
ロシアやブラジル、インドネシアのように、たまたま地面の下に
埋まっていた天然資源をよりどころに成長する国・・・

極端に言えば、人口が増えるのは(ある程度)自然の成り行き、
資源が豊富なのも言ってしまえばたまたまのラッキーで、今のところ、
その国独自の得意分野によって経済成長を遂げているとは
言えません。

もちろん人的資源にしても、天然資源にしても無限ではありません、
遅かれ早かれいずれは枯渇する宿命にあり、そのときに備えて
その国が拠って立つ得意分野を育成しなくては、いずれは
次に来る新興国によって、とって代わられるのは明白です。

歴史を振り返りますと、20世紀前半の新興国米国は、金融と農業に
活路を見出しました。20世紀後半の新興国ドイツの場合、それは
モノ造りでした。

米国やドイツなどのように、うまく行った国もあれば、一方で、
アルゼンチンやスペインなど、うまく行かなかった国もあります。

では、日本はどうなのでしょうか。

日本の場合、得意分野はやはりモノ造りではないでしょうか、
あるいはモノ造りをもっと広く解釈して、農業まで含めてしまっても
いいかもしれません。日本産のリンゴやモモ、ブランド米などは
既にアジア諸国に輸出され、高級食材として人気だそうですね。

そもそもモノ造りと農業は共通点が多く、農産物を一種の
プロダクトと考えれば、製造工程の改良、コスト削減、不良率の
低減など、日本人が得意なモノ造りの技術を転用し、高付加価値、
高品位の独自のプロダクト(農産物)を製造することは、それほど
難しいことではないように思いますし、恐らくそのようなプロダクト
は、豊かになったアジアの国々で、好んで消費されるように
なるのではないでしょうか。

これは、工業製品の分野で、付加価値の低い製品をアジア諸国から
輸入する一方、高品質な製品・部品を海外に輸出する構図と同じです。

ところが残念ながら、今のところ農業の分野に置いて、このような
モノ造りのノウハウが活用されることはなく、農業はあいかわらず国の
保護政策の下、おおきな非効率に支配されているようです。

そもそも産業の一つに過ぎない農業だけを、なぜこれほどまでに
保護する必要があるのか、しかもその保護政策は、日本の農業の
の発展に少しも役に立っているように見えません・・・

私達は、もっと私達が持っている潜在的な能力を信じていいのでは
ないでしょうか。

今日本の農業に求められているのは、中途半端な保護ではなく、
開放と改革によって、本来持っている私達のモノ造りの能力を、
どうやって農業分野で活用するか、このような視点ではないでしょうか。


いずれにしてもこの国は、他の国に比べ少しでも付加価値高い、
あるいは品質の高いモノを作って行くことでしか、生き残れない
ように思います・・・やりようによっては、そのモノの
なかに農産物を含めることができるのではないでしょうか。


選挙が近づくと、あいもかわらぬ農業保護策が飛び出しうんざり
ですが、そろそろ本当にこの国の将来のことを考える、腹の据わった
政治家が出てこないものでしょうか・・・




では 今回はこのへんで。
| ginzafp | 政治 | 16:42 | comments(0) | trackbacks(73) |
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この国は本当に衰退するのか
みなさんこんにちは。

我が国の歴史を振り返ってみますと、それは常に国としての力
(言い換えれば経済力)を高め続けてきた歴史のように思います。


アジアのすみっこで小国として興ったこの国は、
その1500年に及ぶ歴史において、はほぼ一貫して経済力を高め続け、
20世紀末の一時期(ほんの一時期ですが)世界の頂点に上りつめました。


ところが、その後日本の経済的な地位は、急速に低下しつつある
といいます・・・


一国の経済力は、労働人口と生産性の掛け算によって決まりますので、
確にかこのままのペースで労働人口が減り続けますと、この国の経済力は
縮小せざるを得ないのかもしれません。

でも私などは、私達の祖先が1500年にもわたって築いてきたこの国が、
わずか50年ほどの短い期間で衰退してしまうなどと、そう簡単に信じる
気持ちにはなれません。

例えば労度人口の問題。

まず60歳定年制などは、社会としてのリソースの有効活用という
観点で、非常に大きな損失だと思いますし、なにより(私も含め)
当人達がそれを望まないでしょう。

女性やニートの活用もまだまだ中途半端、男性も仕事の効率を高め、
労働(いや、拘束か)時間を短縮し、家庭で子育て、家事などを分担する
ことにより、女性が労働しやすい環境を整えなくてはなりません。

さらに、ある程度の移民や外国人労働者の受け入れを前向きに検討すれば、
まだまだこの問題の打開の余地はあると思います。


あるいはお金の使われ方。

民間の企業は、日々悲鳴を上げたくなるような競争に晒されて
いる一方で、公的部門では、まだまだ無駄なお金の使われ方が目立ちます、
郵便局や高速道路の問題は、少しだけ解決に向けて動き出しましたが、
いつまでたっても無くならない談合問題、ガソリン税等の使途問題、
官業の膨張と、その延長線上にある天下り問題などなどなど・・・

かつての我が国は成長途上にあり、ある程度の無駄や非効率は
経済的な成長がすべて飲み込んでくれました、でも、これから
私達はあらゆるリソースを活用し尽さなくてはりません、一昔前
のような非効率はもう許されないと、一刻も早く気づく必要が
あるのではないでしょうか。

このように労働人口の観点、生産性の観点から見て、どう考えても
今の日本は、まだまだ大きな改善の余地が残されているように思います。


そもそも国の力などというものは、相対関係の中できまるもの、
リソース(ヒトやカネ)がこれからいくらでも増えようとしている
若々しい国々のなか、日本が今の経済的な地位を維持してゆこうとすれば、
持てるリソースの利用効率を高めるしか選択肢はないことは明白です、
それができないのであれば、日本人は経済的な地盤沈下を甘んじて
受け入れるしかありません。

・・・我が国の経済的地盤沈下、それは具体的にどういうことを
意味するのでしょうか。

それは例えば、テレビに写るアジアの人たちの生活をみて、そのあまり
の豊かさにうらやましいと感じたり、あるいは外国人が日本のリゾートに
大挙して別荘などを建て、日本人がそこで雇用される・・・一例を
挙げるとこのようなことではないでしょうか。

私達日本人は果たして、このような現実に耐えられるでしょうか。

ヒトは追い詰められて初めて本気になる、このような面は確かに
あると思います、私達が事の重大さに気づき、本気でこの問題に
取り組まなければ、早晩屈辱的な現実を目の当たりにすることに
なるのかもしれません。





では 今回はこのへんで。
| ginzafp | 政治 | 16:47 | comments(0) | trackbacks(64) |
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